写真家、彫刻家、キュレーターの三人が集まり、既存のプロダクトデザインとは異なる観点から『Bent pipe clamp』というスタンドを制作しました。
このプロダクトは、ごく単純な”ものを見る”という行為を見つめ、挟む・支えることを目的として設計されました。
「モノをイメージに変換する」写真家のアプローチに、質感や重量を触覚的に捉える彫刻の視点を組み合わせることで、「物質が変化するときに生じる感覚」を体験として形にしました。
使い方はユーザーに委ねられており、対象の選択や置き方によって、生活の中の視点や距離感が少しずれて、ものとの関わり方から新しい風景が立ち上がります。