Début dans 6 jours
Début: 11/07 (Fri) 11:00Fin: 11/09 (Sun) 17:00医療機器に宿る、“おもいやり”と美しさ
医療の現場では、同じ機器でも、使う側である医師と、使われる側である患者とでは、その受け止め方が大きく異なります。 最適な道具を届けるためには、その両者をつなぐ共通の視点が必要だと考えます。
たとえば、医療現場で用いられるステント。 その精緻な構造に触れたとき、単なる医療機器を超えた「純粋な美しさ」と“おもいやり”に気づかされました。 存在そのものがやさしさを帯びる――そこに、プロダクトデザインの根源的な価値を見出しました。 この感動を共有するために、異なる分野のデザイナーが集い、構造美と光を組み合わせたインスタレーションを制作しました。 教育的な解説や専門的な知識を伝えるのではなく、未知の領域に触れるきっかけや、驚き・発見を来場者と分かち合うことを目指しています。 ぜひ会場で、“おもいやり”から生まれた技術の結晶がもたらす意外な美と、そこに秘められた可能性を体感してください。