私の名前はフィリップ・ランバン、カリフォルニア州ロサンゼルス出身のアーティストです。アクリル絵具、オイルパステル、コラージュ、金箔を用いて、最新のアート作品を制作しました。
このアートフェスティバルに向けた私のテーマは「勇気」。絵画を通して私自身の内面の葛藤を探求しています。この新しいシリーズは、離婚と、最も愛していたと思っていた人との裏切りに向き合う私の精神状態を、ビジュアルダイアリーとして綴たものです。私が元来描いていたクマのキャラクターは、いつも明るく、可愛らしく、楽観的なイメージで描かれています。いっぽう、今回はあたらしいキャラクターの姿を通して、絶望感や反芻を探求することにしました。自己不信と嫌悪の炎に包まれ、煤にまみれ、新たな残忍な模様と骸骨の仮面が浮かび上がってきます。魂を打ち砕くような失恋を経験しながら、私の心を苦しめる感情をリアルタイムで捉えています。時間と自己反省は傷を癒すのに役立ちますが、私のキャラクターは、むしろ最も傷つけるものそのものに囚われているのです。それを念頭に置くと、人生観は徐々に明るくなっていきます。
2025年10月31日、東京・渋谷のSloth Galleryにて、私の初となる個展を開催しますので、ぜひお越しください。