CONTRASTは、台北とロンドンを拠点に活動するマルチディシプリナリー3Dデザイナー/ディレクター、ユジン・リンの日本初個展「東京ニンフ(若虫)」を開催します。
本展は、絶え間なく姿を変え続けるメタモルフォーシス(変容)の物語が展開されます。その中心にいるニンフは、廃棄された紙やパッケージ素材から生み出された彫刻的フォルムをデジタル空間に移し、3Dで再構築。さらに生成AIによって変容を重ねます。プリミティブな素材と先端技術の融合により、変容の緊張感と急速に変化する世界での生存の切実さが表現されます。来場者は、古い殻が脱ぎ捨てられ、新たなアイデンティティが芽生え、すべてが生成の途上にある「移ろいゆく空間」を体験することができます。
また、本展示はDESIGNART TOKYOの会期中、代々木八幡のCONTRASTでも同時開催され、2会場を通じてリンの没入的な作品世界に触れる機会を提供します。