「線」である糸が手繰り寄せられることで「面」となり、重ね合わさることで「塊」へと変化する ── 私達はその内在的な現象に着目しました。[String_Surface_Solid] は、織物の制作過程で生まれる繊維の端材に新たな光を当てるプロジェクトです。これらの端材に天然素材由来の媒材を組み合わせることで、繊維がもつ「線・面・塊」という三つの表情を再構築。制作現場から回収した素材に新たな命を吹き込み、6つのプロトタイプを製作しました。繊維端材が秘める美しさと可能性を次世代へと伝えていきます。
※本展示では、江戸時代から続く京都の老舗織物メーカー様よりご提供いただいたレーヨン繊維の端材を使用して作品を制作しました
DESIGNTIDE TOKYO Main Exhibition
DESIGNTIDE TOKYOのメインとなるエキシビションプログラムです。 ディレクター陣の審査により選抜された国内外の公募作品と、各ディレクター推薦のクリエイター、学生展選抜者による合同作品展です。