阿世比丸花穂 Kaho Asebimaru 武蔵野美術大学
[絡掛]
髪の"絡まり"は本来、解かれるべき乱れとして扱われる。 しかしこのプロダクトでは、その乱れが機能へと変わる。 フックを取り付けた櫛で梳かすことで"掛ける"という新たな役割を担う。 の性質が変化し、そもそも貝殻が形成されにくくなる可能性も指摘されている。 そうした現状のなかで、古来より道具や装飾として人の暮らしに寄り添ってきた貝殻の存在にあらためて目を向け、その価値を未来へとつなぐことを目指す。
推薦者:山中一宏 _
Class of 2025
大学の教育者が推薦人となり、選抜された学生による学生展を行います。展示後の投票によって選ばれた優秀者はそのままメイン展示にも参加。エキシビション出展デザイナーと共に作品を展示する機会を得ます。