これまで量産カメラのデザインに携わってきた松浦泰明は、昨年より「新記憶」をテーマに現代美術の領域で活動しています。自動化や仮想化が進む現代社会において、日本の伝統工業であるカメラをモチーフに、記録の意味や記憶の価値を作品を通して表現します。本展では、遠くを見ようとすると像がぼやけるように、記憶もまた時間の彼方で輪郭を失っていく—— その類似から「距離を見つめる」作品群を展示いたします。
DESIGNTIDE TOKYO Main Exhibition
DESIGNTIDE TOKYOのメインとなるエキシビションプログラムです。 ディレクター陣の審査により選抜された国内外の公募作品と、各ディレクター推薦のクリエイター、学生展選抜者による合同作品展です。