唐沢理沙 Risa Karasawa 武蔵野美術大学
[Shell Strata]
貝殻が刻む層の表情と、ひとつひとつに固有の曲線美を基調としたマテリアル。 海を漂い、浜へと辿り着いた大量の貝殻は、浜辺の安全管理のために自然廃棄物として処理されている。 一方で、温暖化の進行により海水の性質が変化し、そもそも貝殻が形成されにくくなる可能性も指摘されている。 そうした現状のなかで、古来より道具や装飾として人の暮らしに寄り添ってきた貝殻の存在にあらためて目を向け、その価値を未来へとつなぐことを目指す。
推薦者:山中一宏 _
Class of 2025
大学の教育者が推薦人となり、選抜された学生による学生展を行います。展示後の投票によって選ばれた優秀者はそのままメイン展示にも参加。エキシビション出展デザイナーと共に作品を展示する機会を得ます。